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地域農産物活用促進研修

地域農産物活用促進研修

地域農産物活用促進研修会

金丸弘美氏を講師にあった地域農産物活用促進研修会=16日、伊仙町

 【徳之島】徳之島地域農産物活用研修会(同地域かごしまの〝食〟交流推進協議会主催)が16日、「徳之島の農産物でもっと長寿・子宝の島に」をテーマに伊仙町ほーらい館であった。食環境ジャーナリスト・食コーディネーターの金丸弘美氏が演題「地産地消の学校給食 食育は地域の力に直結する」で講演。国内外の先進的事例も交え、地域全体で推進するには「地産地消コーディネーターの育成・配置が必要性」と強調した。

 農水省の学校給食地場食材利用拡大モデル事業で、一般財団法人都市農村交流活性化機構が実施する地産地消コーディネーター派遣事業を活用。島内の農林水産物のさらなる利用拡大と定着に向けて他事例を学び、地産地消の取り組み気運を高めるのが目的。

 金丸氏は、妻子が9年間暮らした徳之島を題材にした著書『ゆらしぃ島のスローライフ』(学研)などでもおなじみ。全国の農村や町1千カ所以上、約5百カ所の学校給食も取材している。

 研修会には3町の食生活改善推進員など「かごしまの〝食〟」交流推進協議会会員や農林水産物の生産者、消費者など約百人が参加した。

 金丸氏は、国内外における地産地消の学校給食の先進的取り組み例や食育・地産地消と味覚ワークショップの進め方も実例を交え紹介。徳之島に関しては「地域連携の子育て環境は間違いなく日本一」、伊仙町鹿浦小の「ランチルーム」での全校給食風景も「イタリアと同じだった」と高く評価した。

 だがその一方での憂い、30~40代の高肥満率や早世傾向(死亡率約1・5倍)の現実には、「今は食が満たされて生活習慣病予備軍が増え、『長寿だった伊仙町』になっている」と現実を指摘。学校給食での地産地消を通じた食育が全国的にも重視されていることを強調。

 そして同連携の食育をより推進するには保健課や農政課、教育委員会、生産者の連携。さらに「健康と地域のつながりを伝え、まとめていくのが地産地消コーディネーター」と、育成・配置の必要性をアドバイスした。

 引き続き一般的な食塩とミネラル分を含んだ天然塩などを使った味覚のワークショップや意見交換もあった。

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