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「生物多様性戦略」策定

「生物多様性戦略」策定

20150327 奄美大島生物多様性地域戦略 報告
5自治体に「奄美大島生物多様性地域戦略」を報告した、小野寺座長(下段中央)

5市町村首長に報告 全国、世界へアピール提言

人と自然 共生する地域づくり

 世界自然遺産にふさわしい自然や生物の多様性保全に向け、奄美大島5市町村が取り組む「奄美大島生物多様性地域戦略」がこのほど、まとまった。それを受け、同戦略の策定に関与した専門委員会の小野寺浩座長=東京大学特任教授=が27日、奄美市役所を訪れ、朝山毅市長ほか島内首長に内容を報告し、概要資料を手渡した。今後の活動実施について各自治体は、策定に沿った計画を検討。地域事情に合わせた将来設計に取り組むことで一致した。

 同戦略の事業主体は5市町村。環境省の「地域生物多様性保全活動地域支援事業」を活用し、2013年度から策定作業に着手。策定運用協議会を設置して、島内の生物多様性の質的向上を図りつつ、その保全と利用を踏まえた地域活性化の方針を検証した。

 策定内容によると今後の展開は、長期(50年後)、短期(10年後)の将来を見据えた「人と自然が共生する地域」づくりを目指し、▽希少野生生物の保全活動、生物多様性の一般化事業▽ノネコ・ノヤギおよび外来生物対策▽フィールドミュージアム事業▽島内自然遊歩道整備▽里のエコツアー拠点整備―など8重点施策・19事業を掲げている。

 同計画について小野寺座長は「5市町村が全国でいち早くつくりあげたことは画期的」と賛辞を贈り、「新しい地域づくりとなる計画で、その基礎となる地域の自然と文化にいち早く気付いたことは大きい。現政権が掲げる地方創生のさきがけとも感じられ、今後への期待は高まる」と述べ、全国、世界へ向けたアピールを提言した。

 朝山市長は「奄美にとって大きな資源資産は自然と文化であり、将来に渡り地域の振興・発展につながるもの。受けた提言をどのように実現できるか、各自治体と連携を図りながら実行していかなければならない」と結んだ。

 同戦略は、島内5市町村に概略資料を配布する予定。また各自治体のホームページに掲載し、近日中にも住民周知を図るとしている。

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