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~アサギマダラ春の渡り~

~アサギマダラ春の渡り~

150330アサギマダラ (1)
龍郷小構内に植えられたハンダマ。黄色い花にアサギマダラが飛来

150330アサギマダラ (2)
子ども達がマーキングして空に放った

再捕獲願って空へ

龍郷小児童マーキング 北上ルートの解明期待

 龍郷町の龍郷小学校(用隆也校長)の畑に30日、アサギマダラの飛来が確認された。春休み中だったものの、学校近くで遊んでいた児童が用校長らとともにマーキング。用校長は「南下のときには石川県宝達小でマーキングされたアサギマダラを龍郷町で再捕獲している。今度はこちらでマーキングしたアサギマダラが宝達小で再捕獲されたら面白いのでは」と話す。

 アサギマダラは海を渡るチョウ。春には南西諸島から本州へと北上し、夏にはその子孫が涼しい高地に滞在、秋には南西諸島を目指し南下する。各地でアサギマダラの調査を行う栗田昌裕さんは「この時期は食草が限られているので見つけるのは簡単ではなく、北上の例はとても少ない。奄美からの捕獲例は3例あるが、うち2例は本州で再捕獲されている」と説明。奄美の場合、北上前はイジュの花が咲く時期に多く見られるといい、北上の時期は5月上旬~中旬ごろが最も多いとされている。

 栗田さんは「(3月下旬の捕獲は)かなり早いと思うので、奄美で羽化したばかりの個体では。北上のルートは正確には分からないが、これから屋久島や種子島、四国、本州などで再捕獲される可能性がある。また、すぐに北上するとは限らないので、島内での再捕獲もあるかもしれない」と語った。

 龍郷小の校舎前には子ども達が野菜を育てている小さな畑がある。そこで育てているハンダマ(スイゼンジナ)の花にアサギマダラが集まるため、「花が咲き始めたので、そろそろアサギマダラが来るのではと毎日観察していた」と用校長。アサギマダラの飛来を確認したあと、同集落の宇都宮英之さんに連絡し、宇都宮さんが学校近くで遊んでいたという中村明正くん(新6年生)と龍丞一朗くん(新4年生)と一緒に学校でマーキングした。

 2人は午前中だけで計8頭のアサギマダラにマーキング。日付と地名、それぞれの名前を記入してハンダマの側で空に放した。

 宇都宮さんは「ハンダマの花の時期と南風の時期が合わないと、なかなか集落の方で見つけることはできないのでタイミングが良かった。天候次第ではまだ見つかるかもしれない」。用校長は「宝達小の方には、こちらでもマーキングしたと連絡する予定。互いにマーキングしたものが再捕獲できたらいい」と語った。

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