奄美新聞社ホームページ

課題にワンストップ窓口

課題にワンストップ窓口

奄美産業活性化協議会
2014年度から取り組まれた「ビジットAMAMIおもてなし観光開発事業」の報告が行われ、関係者からの提言などが紹介され、これからの奄美観光を考えた

「観光資源活かそう」公開セミナーで報告

 「奄美観光ツアー開発事業公開セミナー~奄美の観光資源を活かそう~」(奄美産業活性化協議会主催)が16日、奄美市名瀬の県立奄美図書館で開かれた。約60人が参加。同協議会が3カ年で取り組んだ事業では、アンケート調査実施などのほか、観光ツアーのモデルプランと観光資源をまとめた資料集を作成し、大都市圏の旅行代理店などへ持ち込み提案活動も展開した。同協議会実践支援員2人から、これまでの経過報告のほか、各旅行関係者から得られた意見も交えた提言などがあり、世界自然遺産登録を見据えた、これからの観光について考えた。

 2014年度から開始された「ビジットAMAMIおもてなし観光開発事業」は、厚生労働省委託・実践型地域雇用創造事業として、奄美地域の観光産業振興、地域産業の活性化による雇用確保などを目的にしたもの。初年度は観光客へ来島回数、宿泊数、目的など数項目をアンケート調査。傾向の一部としては「2~3泊の計画で、1人当たりの予算は10万円前後」だった。

 15年度は、旅行代理店担当者を対象に観光モニターツアーを開催。今年度、そこで得られた意見を基に、子育て世代、外国人向け、団塊世代向けなど客層別の観光ツアーモデルプラン12案を作成。また、旅行代理店向けの実用的なパンフレットとして、奄美大島島内の自然景観や産業、食、観光施設など517カ所をまとめた「主要観光資源資料集」を製作したほか、約1400枚の観光写真データもUSBにまとめ、都市圏の旅行代理店、県各事務所を訪問し、ツアー造成や個人の観光客向け用の広報活用などを提案したという。

 同実践支援員の城博哉さんが各アンケート調査、旅行代理店への訪問などを通した経過報告を行い、奄美大島、奄美群島観光について、「世界自然遺産等候補地としての売り出し」、「NHK大河ドラマ『西郷どん』について奄美にも関わりがある」ことなどを多くの代理店関係者が知っており、高い関心を得られていることを紹介。このほか、▽大島紬の着付け、八月踊り体験▽ホエールウォッチング―などにも強い興味を示したという。関係者からの提言も交え、今後の課題に①ワンストップ窓口の設置(観光客、旅行会社向け、電話での問い合わせ等)②定期観光バスの運行③路線バス利用者に向け、路線図、運賃、時間など分かりやすい発信―などを挙げた。

 意見交換では、屋久島を経由した航路の運航を希望する声や、自然遺産登録後に急増が見込まれる観光客数に備え、民泊の活用などの提案もあった。

コメント



認証コード8760

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional