奄美新聞社ホームページ

挫折寸前の受賞に感動

挫折寸前の受賞に感動

0107りぼんビッグドリーム漫画賞
受賞作品の1ページ目の原稿と掲載雑誌を手にする原さん

りぼんビッグドリーム漫画賞

最優秀賞に原さん(朝日中3年)

 奄美市名瀬の原和花さん(朝日中3年・15)の漫画「もっと。」がこのほど、少女漫画雑誌りぼん(集英社)の「りぼんビッグドリーム漫画賞」(応募総数543作品)の最優秀賞に輝いた。同作は、りぼん1月号増刊に掲載されている。原さんは「自信がない中での受賞だったので、信じられなかった」と語った。

 原さんは幼い頃から絵を描くことが大好き。小学4年生の時に漫画を描き始め、5年生の時に虹沢羽見というペンネームで同誌の小学生まんが大賞に応募。結果は思わしくなかったが、挫折をバネに、翌年の同大賞では2位に輝いた。

 その後、様々な挫折を経験し、諦めかけていた時に8ページの短編漫画が対象の同賞を知る。「この賞なら短いから受験生の自分でも応募できる」と執筆に取り掛かり、友人や家族の励ましを受けながら投稿にこぎつけた。

 中学生のカップルが下校中の会話を通し、お互いの距離感を近づけるというストーリーの作品を2週間の執筆期間で、寝る間も惜しまず描き上げた。しかし急ごしらえの作品に自信が持てず、期待はしていなかった。5人しか手にできない最優秀賞の受賞を知った際には、母・ひよりさんとともに涙を流して喜んだという。

 原さんの活躍を一番近くで見る母・ひよりさんは「子どもたちが何をするかは、子どもたちが自分で考えるものだというのが夫婦の約束。声援を送り続けたい」と笑顔を見せた。

 高校受験を控える原さんは「15歳のうちにもう一作投稿したい」と前向き。「できるだけ多く投稿して、結果を残していきたい」と語る原さんの目は漫画家という夢を見つめていた。

コメント



認証コード3017

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional