年末年始を故郷で

29日の奄美空港は、帰省客や出迎える人たちなどでにぎわった

奄美空港も帰省ラッシュ

 年末年始を故郷で過ごそうとする人たちの帰省ラッシュが始まっている。奄美市笠利町の奄美空港の到着ロビーは29日、帰省客や出迎えの家族らでにぎわい。「ただいま」「おかえり」の掛け声が飛び交った。

 奄美空港ターミナルビルは現在、増改築工事中のため一般に使われる出入り口は1カ所となっており、大阪便や福岡便の到着時刻などが重なる時間帯などは特に混雑がみられた。

 鹿児島本土から家族4人で帰省した奄美市笠利町出身の川裕毅さん(31)は「1歳4カ月の下の子も含めて家族全員で帰省するのは今回が初めて。来月4日まで滞在するが、親戚宅を回ったり、のんびり過ごしたい」と語り、空港まで迎えに来ていた両親も久しぶりの子・孫との再会に笑みをこぼしていた。

 奄美関係の空の便の予約状況(28日現在)をみるとピークは下りが29~31日頃、上りが年明け1月3~4日頃となっている。