今季合宿第一陣にノーリツ女子陸上競技部

「スポーツ愛ランドあまぎ」(天城町)に今季合宿の第1陣となったノーリツ女子陸上競技部一行=25日、徳之島空港

天城町、空港で関係者ら歓迎

【徳之島】「スポーツ愛ランドあまぎ」の天城町には25日、全日本実業団陸上部の今季徳之島合宿の第一陣となるノーリツ女子陸上競技部(兵庫県神戸市、森岡芳彦監督)一行13人が来島。徳之島空港では町当局や徳之島観光連盟の関係者らが歓迎の横断幕を掲げ、花束や特産のタンカンジュースでエールを送った。

ノーリツ女子陸上競技部は2004年から徳之島合宿を続けている常連チーム。14年目の同一行は、今月22日のプリンセス駅伝in宗像・福津(第3回全日本実業団対抗女子駅伝競争大会予選会)で第12位(2時間24分35秒)と健闘したベテランの小﨑まり選手ら部員10人と、森岡監督らスタッフ3人。来月4日まで11日間の予定。

森田弘光天城町副町長はプリンセス駅伝の健闘をたたえ、「本番の全日本実業団対抗女子駅伝(11月26日・宮城県)に向けては、熟知した徳之島のコースでケガなどが無いよう十分に練習し、最高位を目指して頑張ってほしい。徳之島からも応援します」と激励。

一行を代表して小﨑選手は「プリンセス駅伝は最低限をクリアできて、次へのチャンスをいただいた。昨年以上の成績で底力を示せるよう〝勝手知った〟この地でリラックスしながら走り込んで、駅伝や、その次にあるマラソンも視野に整えたい」。森岡監督(58)は「昨年は、暑い中で意気込み過ぎたので前半はゆったりとさせ、トータルでしっかりと作りたい」。

同町商工水産観光課によると、県外からの同町スポーツキャンプ・合宿は今年度、陸上競技部を中心に野球(3)など計33団体・実人数586人(延べ人数7828人)=同日現在=を見込んでいる。