「りゅうがく館」に決定

愛称が「りゅうがく館」に決まった龍郷町生涯学習センター

龍郷町生涯学習センター愛称

 龍郷町生涯学習センター愛称選考会(会長・碇山和宏教育長)は、同センターの愛称が「りゅうがく館」に決定したと発表した。町中央公民館跡地に整備中のセンターは12月末には完成する見通し。

 選考会事務局の教育委員会では、町民が愛着を持ち親しみやすく気軽に利用したくなるような愛称を募集したところ、37人70件の応募があったという。選考委員9人により選考会が開催された。

 その結果、最優秀賞となり愛称に決まったのは宏洲文子さん(54)の作品。「龍郷町の学びの場」という趣旨から。宏洲さんには表彰状と1万円分の図書券が贈られる。最優秀賞以外にも優秀賞(表彰状、5千円分の図書券)を3点選出。林泰弘さん(63)「たつごう・龍学館」、泰淳子さん(53)「結いつむぎ館」、當田嶺男さん(76)「りゅうほう館」の作品で、最優秀賞・優秀賞の受賞者は、センター落成式で表彰される予定。

 龍郷町の地域づくりの拠点施設になる。公民館・図書館・郷土資料・視聴覚・防災の各機能を兼ね備えた複合型施設。建物は鉄筋コンクリート2階建てで延べ床面積2413平方㍍。従来の2倍の広さになる。1階には図書室、講堂、多目的室、学習室などを配置。2階は歴史資料室でセンターのメインになる。常設・企画の2展示スペースで構成し、中央に映像コーナーやジオラマが配置される。交流ブース、音楽室、和室、防災用倉庫なども設けられる。

 建物の完成後は備品や文化財など内部の整備に移行し、オープンは来年4月以降を予定している。