サンガツサンチに海開き

無病息災祈願で海に赤ちゃんの足をつける参加者たち

海に足つけ、わが子の健康願う
天候恵まれ今年初の夏日に

旧暦の3月3日(サンガツサンチ)だった30日、奄美市名瀬の大浜海浜公園で「海開き(浜下れ)」(㈱しまバス主催)があった。 海の安全を願う神事と、初節句を迎える女児の足を海水につけ、無病息災を願う伝統行事が行われ、多くの家族が参加した。

安全祈願の神事には行政関係者などが参列し、同公園での安全や盛況を祈願し、清め祓いを受けた。一般の参加者も清め祓いを受け、わが子の健やかな成長を願い、赤ちゃんの足を海水につけた。

同日は快晴で、午後1時前には気温が25度を上回り、今年県内初の「夏日」となった。恵まれた気候の中での行事に、参加者の多くが笑顔を見せた。

2年前に、鹿児島本土から奄美市に移住した小薗真介さん・香織さんは花梨ちゃん(4カ月)を連れて参加。2人は「新聞でこの行事を知り、面白い風習だと思い参加した。いい天気で良かった。大きな波が来て子どもが頭から波をかぶってしまったが、健康に育ってほしい」と語った。

当日は参加した赤ちゃんの足形・手形をプレゼントする企画もあり、約40組の家族が訪れた。主催関係者は「開催は今回で3回目(しまバス主催で)になるが、多くの赤ちゃんの笑顔が見られてよかった」と話した。

また同日、奄美市笠利町用安のばしゃ山村ビーチでも海開きを実施。神事や無病息災祈願のほか、島唄の奉納やマリンスポーツのデモンストレーションが行われた。