東京奄美市連合会

あいさつにたった本田秀頼会長

市制10周年を祝う
垣根越えたつながり深める

 【東京】第11回東京奄美市連合会親睦会が24日、錦糸町の東武ホテルレバント東京で開催され、笠利、住用、名瀬の各郷友会の主立ったメンバーら約60人が顔を揃え、奄美市制10周年を祝った。奄美市の誕生を機に、東京での受け皿にと発足した会も11回目を迎え、各郷友会が垣根を越えたつながりを深めている。

 同会は2年ごとに、持ち回りで主催しており、今期は笠利会の持ち回り年。本田秀頼会長のあいさつで幕が開き、熊本地震被災者へお見舞いの言葉が送られた。また、今回は公務のため欠席したが、朝山毅奄美市市長からのあいさつ(奄美市東京事務所所長の信島賢誌さん代読)では、奄美市の10年を振り返っての話があり、島を襲った豪雨災害や、初めての島からの甲子園出場。また未来へ向けては「奄美・琉球世界自然遺産登録」へ向けた動きや地方創生などの話があり「島から光を放ち、未来へ夢と希望を」とこれからの奄美をアピールした。

 今回は役員改選の年でもあり、次の住用会にバトンタッチされた。新しく会長になった野沢有得会長から、3月20日に奄美で開かれた市制施行10周年の記念式典の話を交え、これからも故郷奄美をもり立てていこうと熱い言葉が語られた。

 二部の懇親会は、住用会の脇田真由美さんらの島唄でスタート。郷土出身の久永さとみさんも出演、久永さんの歌う新民謡にあわせて、女性部も踊りで花を添えて、賑やかに楽しいひとときを過ごした。