「ランナーを笑顔に」

「ランナーを笑顔に」

ジョギング大会のコースを清掃する沖永良部高校の生徒たち=和泊町=

和泊町 高校生がジョギング大会に向けボランティア清掃

 【沖永良部】3月11日開催の「第37回花の島沖えらぶジョギング大会」を前に、沖永良部高校(土持正三校長)の生徒によるボランティア清掃が24日、和泊町笠石海浜公園周辺であった。同校の生徒と職員約150人が参加し、コース脇の雑草や砂利の除去などに汗を流した。

 同校ではジョギング大会に向け、町と協力してユリ球根の植付けやコースの清掃作業を毎年行っている。同町によると、今年のジョギング大会には2300人以上のエントリーがあったという。

 参加者はグループに分かれて、コースの清掃やジョギング大会用ののぼり旗の準備を行った。

 生徒会長の長野朱里さん(2年・17)は「コースをきれいにして、ランナーに喜んでもらいたい。高校生が島のために貢献できれば」と話した。

 同町役場企画課の安田拓さんは「ボランティアで活動してくれる高校生や町民のおかげでジョギング大会が開催できる。ランナーを笑顔でお迎えしたい」と語った。