大和まほろばウォーキング

桜並木の続く道で、ヒカンザクラを楽しみながら歩く参加者たち

871人過去最多更新
桜並木など眺めさわやかに

 第15回大和まほろばウォーキング大会(大和村教委等主催)が29日、同村の奄美フォレストポリス一帯であった。小雨模様となったなか、過去最多の871人が参加。沿道に繁る木々を眺めたり、緋色に染まったヒカンザクラの樹木の前で記念写真を収めたりとゴールまでの歩みをそれぞれ楽しみながら、心地よい汗をかき、さわやかに歩いた。

 ファミリーコース(4㌔)、桜並木散策コース(6㌔)、チャレンジコース(8㌔)3コースがあり、それぞれ自分の体力なども考慮し、選択。名前の通り家族連れなどが目立ったファミリーコースは、参加500人を超える人気ぶりだった。

 8㌔コースから順々にスタート。沿道から見える木々を眺め林道を歩み、マテリア滝周辺では、清流の流れる水の音や、鳥のさえずりに耳を傾けながら進む。桜並木の続く、フォレストポリス水辺周辺では、花盛りの木の前で足を止め、カメラを向ける人の姿も見られた。

 会場内ゴール地点には、地場産野菜の販売もありにぎわい。往復航空チケットや、イセエビなど協賛品があたる抽選会も盛り上がった。

 家族7人で参加した大和中の福本優香さん(14)は「雨だったが、雨のしずくがついた桜もきれいだった。自然を楽しめた」。奄美市から参加の登島雄太さん(38)・晶江さん(39)夫婦は8㌔を完歩。雄太さんは「桜を楽しみ、奥さんと仲良く歩けて良かった」と話した。