横浜DeNAベイスターズ秋季キャンプ

歓迎セレモニーで花束を受け取る、ラミレス監督(右)と梶谷選手

「優勝に向け有効に練習」
チーム関係者約50人来島

プロ野球の横浜DeNAベイスターズの選手など関係者約50人が5日、秋季キャンプのため空路奄美入りした。奄美市笠利町の奄美空港には、多くのファンらが駆けつけ、チームの来島を歓迎した。来季から指揮を執るアレックス・ラミレス(41)新監督は、「奄美大島のみなさんの歓迎に感謝。来季に向け最初の一歩をこの地で踏み出せたことをうれしく思う」など抱負を語った。

歓迎セレモニーで、朝山毅市長は「今シーズンも胸を躍らせながら応援させてもらった。来季こそは、クライマックシリーズさらに優勝を果たせるよう、ペナントレースの疲れを十分に癒してもらい、けがなく練習の成果を収められることをご期待します」とあいさつ。続いて、奄美大島観光協会関係者から、ラミレス監督と梶谷隆幸外野手(27)に歓迎の花束が贈呈された。

今回が6度目となる奄美キャンプ。今回スローガンには「凡事徹底」を掲げている。

ラミレス監督は「来季の目標は優勝。長い道のりになると思うが、ここでの期間を有効活用できるようにしたい。みなさんの応援がわれわれの力になる。ぜひ来年に向けて応援し続けてほしい」とあいさつした。

キャンプは6日から、奄美市名瀬の市民球場を中心に19日まで行われ、きょうは同球場で安全祈願祭など行い、練習をスタートさせる。