第8回奄美観光桜マラソン

号砲とともに、一斉にスタートを切るハーフコースの出走者ら

ハーフ・備(名瀬)、村山(笠利)優勝
サクラの笠利路駆け抜ける

 第8回奄美観光桜マラソン大会(奄美大島商工会議所・あまみ商工会共催)が7日、奄美市笠利町の太陽が丘運動公園陸上競技場を発着点とするコースで行われた。島内外から1756人がエントリーした大会。ハーフマラソン(21・0975㌔)男子は備博典さん(奄美市名瀬)、女子の部は村山裕美さん(同笠利町)が優勝した。

 開会式では、今回が2度目の参加の直島聡さん(47)=東京都=が「沿道で声援を送る人たちに感謝し、笑顔を絶やさず、楽しみながら元気に駆け抜けることを誓います」と代表で宣誓。午前10時20分開始のハーフマラソンを皮切りに、各コース順次スタート。選手達は号砲とともに笠利路へ駈け出した。

 沿道では、チヂンの音が鳴り、地元住民らが拍手をしながら声援。曇り空の天候も、時折雲間から太陽が顔をのぞかせ、選手らを後押しした。大会ゲストに、空手・新極真会代表の緑健児さんを迎えたほか、公式キャラクター「さくランナちゃん」も大会を盛り上げた。 

 昨年に続き、今年も多くのボランティアが協力した。エイドステーションでは補給食を選手へ提供。レース後はマッサージで体を癒すなど大会運営を支えた。