国定公園の宮古崎で行われた第7回「宮古崎つつじウォーク」
大和村国直 風景など楽しむ
天候恵まれ参加者過去最多
第7回「宮古崎つつじウォーク」が13日、大和村国直の国定公園宮古崎で行われた。往復5㌔のウォーキングコースには、子どもからお年寄りまで約350人と過去最多人数が参加。天候にも恵まれ、気持ちの良い風を受けながら、海と、一面にリュウキュウチクが広がる風景を楽しんだ。
同イベントは地元青年団が絶滅危惧にあるタイワンヤマツツジ(別名・宮古崎つつじ)を復活させようと毎年実施している。同集落から宮古崎までゆっくりウォーキングを楽しみながら行うもので、島外からのリピーターも多数参加しているという。
この日は午前10時にスタートすると、それぞれのペースで歩きながら、植物や昆虫など周囲の自然を楽しんだ。宮古崎では公園の入り口で植樹をした後、宮古崎の特徴である背丈の低いリュウキュウチクを前に記念撮影も行われた。
ウォーキングの後には集落に戻り、婦人会特製カレーを味わったほか、地元住民案内による集落散策、音楽ライブなども行われた。
家族で参加した吉田ひろみさん、伸也さん、柚唯くんは「去年から参加しているけれど、今年は道がきれいで歩きやすかった。天気もよかったので気持ち良かった」と笑顔を見せた。