シマ桑を使ったお菓子などが振る舞われた=知名町=
地元住民の認知度高める
知名町
【沖永良部】知名町の特産品「シマ桑」をPRするイベント(シマ桑愛好会女性部主催)が26日、Aコープ知名店であり、生産農家や役場職員が、シマ桑の魅力を買い物客らに伝えた。
イベントは、地元住民にシマ桑を味わってもらおうと開催。同町技術員連絡協議会や生活研究部会などが協力した。
会場には、同女性部が作ったシマ桑のゼリーやロールケーキなど3種類300食が準備され、青汁の試飲も行われた。買い物客らは、お菓子を試食しながら作り方やシマ桑の効果などを聞いていた。
60代の女性は「(青汁は)とても飲みやすく、お菓子もおいしかった。健康になるためにも飲み続けたい」と話した。
同町えらぶ特産品加工場セールスマネージャーの林富義志さん(66)は「島外へのPRも積極的にしているが、地元住民への認知度はまだ低い。イベントの回数を増やし、多くの人にシマ桑を飲んでもらいたい」と語った。