観光シーズン前にクリーンキャンペーン

住用町マングローブ周辺の道路など清掃作業したクリーンキャンペーン参加者

マングローブ周辺清掃

 奄美大島観光物産協会など観光関係団体等による「観光地クリーンキャンペーン」が18日、奄美市住用町のマングローブ周辺であった。夏場の観光シーズンの本格化を前に、島内の景勝地・観光地の清掃作業を行うもの。奄美地方の梅雨入り後、すぐの開催となったが、絶好の「クリーンキャンペーン日和」となり、参加者も積極的に作業に努め、汗を流した。

 同町のマングローブパークに集合した参加者は午前10時半から、それぞれゴミ袋を手に、散り散りとなり清掃を開始。観光施設周辺や、国道・市道沿いなどで空き缶やタバコなどポイ捨てされたゴミを拾ったり、目立つ雑草の除去など作業を実施。昼食をはさんで午後3時まで約3時間半、汗を流した。

 参加者によると、観光客が最も増えるシーズンを前に景勝地等の美化に努め、ゴミの少ないきれいな島をアピール。また島民の自然保護・環境美化に対する意識啓発などが目的。

 奄美大島観光物産協会事務局の元井庸介さんは「梅雨入りで天候が心配だったが晴れて良かった。観光関係者らをはじめ、『カケハシインターナショナルスクール』の学生など、多くの人に参加していただいた」と話していた。