多くの人が参加し、交流を楽しんだ「喜楽会」の50周年祝賀会
歴代会長へ感謝状も 余興や八月踊りも
宇宿老人クラブ「喜楽会」の50周年記念祝賀会が17日、奄美市笠利町のコーラルパームスであった。老人クラブ会員など約80人が参加。50年のあゆみを振り返りながら、中には懐かしい再会を喜び合う姿も見られた。
同会は1966年7月13日、57人のメンバーで発足し、今年で50年目を迎えた。現在は65歳以上のメンバー90人が在籍している。冒頭では当時の思いが込められた、泉荘三初代会長作詞の「宇宿喜楽会の唄」を全員で合唱した。
泰勝麿会長は「50年続くというのはびっくりするくらいすごいこと。半世紀という長い間続いてきたのも、諸先輩方が脈々と引き継ぎ、大事に育ててくれたからこそ。今では結成当時と比べると会員数も倍以上に増えている。きょうは一日ゆっくり楽しんでほしい」とあいさつ。この日は、参加者一人一人に『喜楽会50年のあゆみ』の記念誌や記念品を配布。歴代会長への感謝状贈呈もあった。
配布された『50年のあゆみ』には、昔の写真や当時の出来事などを記載。会の中では制作中に集まった多くの写真や資料の一部が、集落プロジェクターを使って披露された。
このほか、式典では久保文雄さんと勢田千代美さんによる祝い唄、前田紀子さんによる祝舞が花を添え、食事の後には子ども会や青壮年団、婦人会などによる余興も。奄美ならではの八月踊り、六調で最後まで盛り上がりを見せた。