東京配田ヶ丘同窓会総会

奄美高校の恩師・郷古園江さん(右から2人目)も猛練習の末、伊是名の舞を披露=東京都新宿区市ヶ谷本町のホテルグランドヒル市ヶ谷にて

来年の100周年記念式典へ関東からの参加促す

 【東京】奄美高等女学校・大島農業高等学校・名瀬高等学校・大島実業高等学校・奄美高等学校と時代のニーズに合わせ学校名を変えてきた奄美高校の第16回東京配田ヶ丘同窓会(記原正一郎会長)の総会が18日、東京都新宿区市ヶ谷の「ホテルグランドヒル市ヶ谷」で開かれた。同窓生など含めて約100人が参加、恩師である元教諭の郷古園江さんも参加し、練習を重ねた琉球舞踊を披露した。

 同会の標語は「絆を大切に、親睦の輪を広げよう!!」。あいさつにたった記原会長は、「はるばる奄美から二石政彦校長先生も駆けつけてくれました」と感謝し、「来年の100周年の記念式典には関東からも大勢の同窓生が参加して欲しい」と呼びかけた。  

 奄美から訪れた二石校長は、郷土芸能部が全国高校総体に参加することや、伊藤忠食品が主催する「商業高校フードグランプリ2016」の本選10校に、ふるさと納税のお礼品として作られたアイスクリーム「Sweetness High School」が選考されたこと。また、「疲れた顔を見せたくない」と熊本地震被災者の思いに寄り添ってマスク400枚以上を送ったこと、サッカー部やバスケット部、ラグビー部など活躍著しい部活は冬まで活動中で、3年生はまだ引退していないと同校の生徒たちの活躍の数々を報告した。

 島唄や同窓生の子どもたちのヒップホップダンスや奄美高校の体育祭で必ず披露される八月踊りなどで楽しい
ひとときをおくった。