伊仙合同、県予選優勝

県予選を制し、九州大会の出場権を獲得した伊仙合同=提供写真=

全日本少年春季軟式野球

 第8回全日本少年春季軟式野球県予選が27・28日の両日、鹿児島市の鴨池市民球場などで開かれた。県内の代表12チームで争われ、大島地区から、金久と伊仙合同が出場。伊仙合同が優勝を飾り、11月に佐賀県で開催される九州大会の出場権を獲得した。

 枕崎との初戦を1―0の接戦で制した伊仙合同は、準決勝でも宮之城に3―2で競り勝ち決勝へ進出。決勝では、四回に3点を先制し、終盤にも1点を追加。守備陣が奮闘して、鹿屋東を完封した。

 チームは伊仙、面縄、犬田布3校の選手で構成。7月の県中学総体では、犬田布・面縄2校の合同で初出場ながら4強入り。「その経験を糧に、選手1人1人の持ち味を発揮できた」と田中大陸=りく=主将(14)は語る。

 優勝できたが、ミスがあったことを反省点に挙げ、九州大会に向けて田中主将は「基本的な部分をもう1度確認し、チーム一丸で優勝を目指す。そして自信を持って、全国大会に出場したい」と意気込みを語った。

 大会結果は次の通り。
 ▽2回戦 安房3―1金久、伊仙合同1―0枕崎▽準決勝 伊仙合同3―2宮之城
 ◇決勝
伊仙
 0003001 4
 0000000 0
鹿屋東