来たれ!!〝ショチョガマ若者〟

ショチョガマ作りの様子(資料写真)

やぐら制作にボランティア募集

 

集落の若年層減少で

 

 龍郷町秋名・幾里集落は26日に行われる同集落アラセツ行事「ショチョガマ」に使用する木組みのやぐら作りに参加するボランティアを募集している。やぐら作りは10日午前8時ごろから午後5時ごろまで行われる予定。

 アラセツ行事は毎年旧暦8月の初丙=はつひのえ=に行われ、今年の開催は今月26日。五穀豊穣を祈願する意味を持ち、中でもショチョガマは木組みのやぐらの上に男性たちが乗り、揺さぶり倒す行事。

 同集落では年々、若年層の人口が減少し、県道から祭場まで材木を運ぶことが困難になっているという。この現状を受け同集落は、今年からやぐら制作に携わるボランティア参加を募集することとした。

 当日の参加は無料。最大で30人程度を募集しており、希望者は9日正午までに申し込みが必要(参加は男性のみ)。ボランティア参加者は資材の運搬だけでなく組み立ての手伝いなども行う。またボランティアに参加した人はショチョガマ行事が行われる26日、優先的にやぐらに乗ることが可能になる。

 申し込み、問い合わせは、秋名アラセツ行事保存会の窪田圭喜会長(TEL090―4998―7012)、隈元己子秋名区長(TEL090―5738―1573)、廣島敬久幾里区長(TEL090―9578―3847)まで。