老ク名瀬支部「ゆらいまショー」

老ク名瀬支部「ゆらいまショー」

チャリティー公演「ゆらいまショー2018」があり、会員や各団体が躍りなどを披露(上方地区が発表した稲すり節)

多彩ステージに称賛拍手
会員ら島唄、踊りなど披露

 奄美市老人クラブ連合会名瀬支部創立55周年記念公演「ゆらいまショー2018~のばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを~」(同支部主催)が24日、同市名瀬の奄美文化センターであった。場内ほぼ満員になるなど多くの人が来場。25プログラムが披露され、踊り、島唄、詩吟など様々なステージを楽しんだ。

 同支部(37クラブ、会員数2194人)が主催するチャリティー公演で今回が9回目。オープニングの演奏に続いて、登壇した才田一男支部長は「力を入れ開催しているチャリティーでこのように満席なりうれしく思う。たくさんのプログラムが用意されている。最後まで楽しんでほしい」などとあいさつした。

 本プログラムでは、同支部6地区の会員らが島唄、様々な踊りを披露。上方地区は稲すり節を寸劇の要素も入れて踊った。また名瀬支部女性委員会は「老人クラブの歌」など2曲の手話発表なども注目を集めた。

 来賓で訪れた朝山毅市長は「集まりの皆さんが、若い時から培ってきた趣味や教えてもらった伝統文化・芸能を、喜びも込め披露されていた。市内には多くの老人組織があり、人生の術を教えていただいている。今後ともお元気で、苦しい時をたくましく乗り越えられてきたエネルギーを我々に与えてほしい」と激励の言葉を送った。

 プログラムでは、各教室など関係団体も出演しフラダンスなどを披露。また、南条かつみさんがサプライズ出演し、多くの笑いを提供。一つ一つの多彩なステージに、来場者らは手拍子や指笛で応え楽しみ、終わりには称賛の拍手を送った。