水かけあい笑顔で交流

水かけあい笑顔で交流

水鉄砲のサバイバルゲームを行い交流する参加者たち

 

奄美パーク「ウォーターパーティー」開催

 

 県奄美パークは12日、奄美市笠利町の同施設屋外多目的広場でW.P.A.ウォーターパーティーIN奄美パークを開いた。晴天の下で家族連れなど多数が参加し、水鉄砲のサバイバルゲームを楽しんだ。お互いに笑顔で水をかけあいながら、チームで交流を深めた。

 イベントは、夏休み期間中に奄美パークを利用してもらい地域住民との交流が目的。初開催のイベントに、申し込みが殺到し24チーム約200人が出場した。

 受け付けを済ませた参加者は、色別に6グループに分かれて待機。8人1組のチームをつくり、A~Dの各コートに分かれて対戦した。

 参加者は持参した水鉄砲に水を入れて、頭にビニールテープで金魚すくいに使用するポイを装着。制限時間2分間で、相手チームのポイに狙いを定めて水をかけあった。ポイの破れた枚数が相手より少なかったチームが勝ちとなるルールで各コートでは涼しげな熱戦が繰り広げられた。

 試合が進むごとに初めて顔を合わせチームになった参加者も少しずつ打ち解け、チームワークが醸=かも=し出された。対戦では子どもより夢中になり、水をかけあう保護者の姿も見られた。

 家族5人で来場し4人がイベントに参加した朝日小学校4年の小幡大翔=ひろと=くん(9)は弟・悠葵くん(4)などと1回戦で勝利。「相手よりポイが残っていて勝てて良かった。次の対戦も勝利したい」と笑顔で話した。