木を植え付ける参加者ら=与論町=
森をつくり、海を守ろう
14種類640本植樹
【沖永良部】B&G「海を守る植樹教育事業」植樹祭(与論町B&G海洋センター主催)が15日、同町多目的運動広場ゆいLANDであった。町内の子どもからお年寄りまで約60人が参加し、フクギやサンゴジュなど14種類640本の木の苗を植え付けた。
森づくりによる地域の防災林の整備と海の環境との関係性を知ってもらおうと開催。2013年に始まり7回目。
開会式で同町B&G海洋センターの池田剛所長は「海と森はつながっている。みんなで植えた木が、豊かなサンゴ礁を作ってくれる」とあいさつ。同町の町岡光弘教育長は「与論の海や畑にどのような問題があるのかを考える機会にして欲しい」と呼び掛けた
植樹面積は200平方㍍。参加した子ども達は、「将来、見にこよう」などと話しながら一本ずつ丁寧に植え付けていった。
与論小4年の白山海音さん(10)は「木が大きく育って、与論島を穏やかな島にして欲しい」と話した。