瀬戸内町でブルースクール

西古見の海岸を清掃した子ども達

水槽に水と砂を入れて、マイクロプラスチックを観察

島外から12人の子ども達
海岸清掃で環境問題学ぶ
「今後は企業の研修なども視野」

 瀬戸内町清水の㈱BLUE School Design(ブルースクールデザイン・河本雄太代表取締役社長)は20~22日の期間で、同町内でブルースクールを開講している。島外から12人の子ども達が参加。海と親しみながら環境問題などについて学んでいる。2日目となった21日は同町西古見の海岸を清掃し、漂着ごみやマイクロプラスチックごみなどについて学習した。

 同社は同町清水の車いす利用者専用マリンスポーツ施設「ゼログラヴィティ清水ヴィラ」の理事を務める河本社長が昨年7月に登記したもの。奄美の豊かな海の環境から“生きる力”を学ぶブルースクールの催行を目指している。今年1月以降に町内の小中高校生を対象に2回のテスト開講を行い、今回をプレ開催に位置づけている。

 関西を拠点にアウトドアツアーを展開する団体から講師2人も随行し、一行は20日に奄美入り。同町清水のマリンスポーツ体験や星空観察を堪能したほか映像などを通じて環境学習も行った。

 この日は朝から同町西古見に移動し、海岸で清掃を実施。漂着ごみの多くが海外から流れ着いたものであることなどを学んだ後、ビンやペットボトルなどを分別しながら収集した。

 また、用意した水槽に海岸の砂を入れ、マイクロプラスチックごみが水に浮くこともその目で確認。「マイクロプラスチックごみを減らすためにはどうするべきか」などの議論も深めた。

 参加した大阪府枚方市の竹村一希くん(10)は「奄美は初めて。きれいな海にもマイクロプラスチックごみがたくさんあることに驚いた。今後はごみの分別をし、学校のみんなに学んだことを伝えたい」と話した。

 河本社長は「ここでしかできないことをして、帰ってからの人生が変わるような体験をしてもらいたい。今後は子どもだけではなく、親子連れや企業研修などでの利用も視野に、定期的に開催したい」と語った。