YRAキッズが壮行試合

笑顔プレーを楽しむYRAキッズ選手ら

笑顔で最後のパス
親子でタグラグビー楽しむ

 大和ラグビーアカデミー(YRA)キッズ(川下光コーチ)は29日、大和村の大棚小学校体育館で卒業生選手を送る壮行試合「親子でタグラグビー」を開いた。試合は、新型コロナウイルスの影響で休部中も、6年生の花道にとこの日のみの再開。選手らは保護者も交えてコートを駆け回り、笑顔で最後のパスをまわし合った。

 今年卒業の6年生は7人。4月からは本格的なラガーマン目指してYRAに昇格するため、後輩との練習はきょうで最後となる。

 ゲームは、長時間の接触を避けるため時間を短縮して実施。低学年対保護者、高学年の名瀬組対大和組の2試合でのびのびとプレーした。

 名瀬組対大和組の試合では、年長らしく息のあったパスで久しぶりを感じさせないチームワークを披露。作戦通りにトライが決まると、選手同士ハイタッチをして喜んだ。

 名瀬小6年・常田晟羽くんは「チームワークのいいチーム。最後にみんなと楽しめてよかった」と喜び、大和小6年・林琉蒼刀くんは「気持ちよくプレーができた。中学生では体力づくりから頑張りたい」と抱負。川下コーチは「きょうで最後。こんな時期だがみんなでできてよかった」と笑顔で話した。

 最後は、保護者と一緒に記念撮影を行い、キャプテンの一本締めで別れた。