検温を受ける男性=和泊港=
水際対策で感染拡大防ぐ
新型コロナ
【沖永良部】和泊町で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、定期船が到着する和泊港では3日から、同町の運送代理店が試験的に検温を実施している。乗船客を対象に行い、体温が37・5度以上の場合、乗船を控えるよう要請する。運送代理店の担当者は「沖永良部で感染者が見つかったので、しっかりと水際対策をしていきたい」と語った。
5日は、和泊港待合所内の切符販売所を訪れた乗船客に対し、運送代理店の職員が検温への協力を呼び掛け、行った。
沖縄へ向かう男性(78)は「感染の拡大を防ぐためにも協力したい」と話した。
同町の運送代理店によると、群島内の各代理店と協力し、定期船の到着港での検温実施に向けて準備を進めているという。