定数８に対して９陣営が出席した大和村議選の立候補予定者説明会
定数８に９陣営出席
任期満了に伴い５月19日告示、５月24日投開票が行われる大和村議会議員選挙の立候補予定者説明会が22日、役場会議室であった。現職６人、新人３人の計９陣営が出席。全員出馬の意思を示しており、定数８を争う選挙戦となりそうだ。
村選管の森忠夫委員長が「今後の村政を決める重要な選挙。公平で明るい選挙を展開してほしい」とあいさつ。選管や警察、郵便局がポスターの掲示や街頭活動、選挙はがきなどについての注意事項を説明した。
新型コロナウイルス影響下の中、このまま選挙戦が進む公算も大きい。感染を防ぐため、政治集会やチラシ配布、有権者との握手もできない恐れもある。ある立候補予定者は「こんな事態は初めて。決起集会なども含めて情勢を見ながら考えたい」と答えるにとどめた。
投票所では村選管が、換気に加え記載台と鉛筆の定期的なアルコール消毒など対策を施す予定。事務職員などにも配置間隔を広くとり、マスク着用や咳エチケットの徹底などを呼び掛けていく。
説明会に出席した立候補予定者の集落別では、湯湾釜１人、津名久２人、大和浜２人、思勝１人、大棚１人、名音２人。９人全員が無所属。
村選管によると３月２日現在の登録有権者数は１２８０人（男６１７人、女６６３人）。前回選挙の投票率は91・94％だった。
期日前投票は、５月20日～23日までの４日間で、場所は村体育館で、時間は午前８時半～午後８時まで。投票は24日午前７時～午後６時までで、村内５カ所で行う。