ケーブルテレビ活用して学習動画制作

学習動画の制作に臨む(右から)外国語指導助手と教諭=和泊町=

新型コロナで休校中児童に
和泊町教委  27日に第1回目放送予定

 【沖永良部】新型コロナウイルスの影響で休校が続く児童のために、和泊町教育委員会は24日、学習動画の収録を行った。今回は小学5・6年生(3・4年生も可)を対象にした英語の授業を収録。1回目は、今月27日午後5時から同町CATVサンサンテレビで放送予定。

 同町教育委員会が、町内の各小中学校と同町CATVサンサンテレビに動画の制作を提案した。動画は1本15分の内容。

 この日は、和泊小学校(福元哲勇校長)で撮影を行い、同小の神野孝作教諭(40)と外国語指導助手(ALT)のハリス・アレックスさん(27)の2人が指導役を務めた。

 「気分や天気の言い方」「月や日にちの言い方」の2本分を収録。リズムに合わせて発音したり、クイズを出題したり、児童が楽しめるよう工夫した。

 神野教諭は「兄弟や両親らと一緒に見てもらいたい」。同町教育委員会の早﨑雄一朗指導主事は「クオリティが高いものが出来た。これを見た子ども達も喜んでくれるだろう。ケーブルテレビが整備されている和泊町の良さを、さらに生かしていきたい」と話した。

 同町教育委員会では、他教科の学習動画の制作も検討している。