消毒液とマスク無償配布

マスクと消毒液を配布した和泊町商工会青年部のメンバーら

マスクと消毒液を手渡す山田明会長(右)と受け取った事業者=和泊町=

和泊町商工会青年部
町内事業者に

 【沖永良部】新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、和泊町商工会(山田明会長)は6日、町内の180事業者に消毒液(次亜塩素酸水)とマスクを無償配布した。この日は、山田会長と同町商工会青年部のメンバー11人が各店舗を回り、「お互い頑張りましょう」と声を掛けがら、手渡していった。

 商工会青年部が中心となって準備を進めてきた。緊急支援の第一弾として、紙マスク1000枚とスプレーボトル(200㍉㍑入り)、消毒液を購入。費用は、商工会の活動費を充てた。

 マスクは1事業者あたり5枚ずつ配布。消毒液に関しては、商工会にストックを置き、詰め替えが出来るようにした。今後も必要に応じて支援を続ける。

 マスクと消毒液を受け取った同町のauショップ沖永良部店の和秀一さん(56)は「商工会のメンバーが頑張ってくれると、こちらも元気が出る」と話した。

 同町商工会青年部の山田鉄也部長(42)は「町内で感染者が確認され、私たちも責任を感じている。島の人が安心して買い物ができるようにしたい」と話した。