午後0時44分と10分後の2回、西の空に現れたブルーインパルスが左に旋回し、スカイツリーを回るような形で帰還していった(墨田区業平で屋宮秀美撮影)
ブルーインパルス 都心を飛行
航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」が29日、東京都心の上空で、新型コロナウイルスの対応にあたる医療従事者らに敬意と感謝の意を表す飛行を披露した。
同日午後0時35分ごろに空自入間基地(埼玉県)を飛び立ったブルーインパルスの6機は、新型コロナウイルスの感染者の治療などにあたる第一種感染症医療機関の都立駒込、都立墨東など4病院を結ぶように2度周回。済んだ青空の下に白色のスモークを引いた。
ブルーインパルスが都心上空を飛行するのは、2014年5月31日、旧国立競技場が取り壊される前に行われた記念イベント以来、3回目。
奄美では昨年3月31日、奄美市名瀬大熊地区での陸上自衛隊「奄美駐屯地」の開設を記念し、ブルーインパルスが名瀬港上空で展示飛行を披露、大勢の見物客が訪れて航空ショーを楽しんだ。