「鹿児島県天城町公認『けんむん相撲勝負挑戦カード』」(同町企画財政課ふるさと創生室発行)
【徳之島】天城町は今月１日から、同町ふるさと納税のお礼状に、「けんむん相撲バトル挑戦カード～けんむんに相撲勝負を挑む券～」の同封を始めた。さらに14日にはインターネット・オンラインによる第1回移住者説明会「おいでよ！魅惑のアマパゴス」も開催する。けんむん探しエコツアー、移住相談への参加を全国に呼び掛けている。
今年度から新規開設(室)された同町企画財政課ふるさと創生室が、コロナウイルス感染症の影響で沈滞ムードが続く中、少しでも明るい話題で徳之島を盛り上げたい―と企画。奄美群島古来の伝説の妖怪「けんむん」(ガジュマルの精霊とも)を〝同町バージョン〟で起用した。
「けんむん相撲勝負挑戦カード」では、「同町へのふるさと納税・寄付者に感謝の気持ちを伝えるとともに、天城町ファンの拡大による関係人口の創出、観光誘客」などが目的。具体的には、納税・寄付者に通常発送しているお礼状に挑戦カードを同封。直接来町し同カードを示すと「天城の森けんむん探しツアー」に参加でき、けんむんと遭遇時は相撲が取れるとか。
一方、オンライン移住相談会「おいでよ！魅惑のアマパゴス」は、新型コロナ禍により今後一層、地方暮らしへの関心が高まることを見据えて初開催するもの。オンラインで移住相談にのって、コロナ問題収束後の移住促進につなげたい考え。相談の需要、手応えなどを考慮しながら次回目以降の回数などを決めていくという。
ちなみに「アマパゴス」は、天城に世界自然遺産第１号のガラパゴス諸島(南米)を絡めた愛称。
けんむん探しツアーや移住相談などの申し込み・問い合わせは、天城町企画財政課ふるさと創生室(電話０９９７―85―５３７４)へ。