感染症危機管理沖永良部対策協

島内警戒レベルについて意見を交わした対策協議会=和泊町=

 

島内警戒レベルの設定協議
2町ともに町民体育大会中止

 

 【沖永良部】第5回感染症危機管理沖永良部現地対策協議会が18日、和泊町役場結いホールであった。行政や医療、教育などの関係機関から25人が参加。新型コロナウイルスの感染状況に応じた島内警戒レベルの設定について協議したほか、10月開催の町民体育大会は両町ともに中止を決定した。

 提案された島内コロナ警戒レベルは、感染状況に応じて3段階に分け、行動目安などを設定。参加メンバーからは、警戒レベルの細分化などを求める意見が出たため、修正案を次回協議会で提出することに決まった。

 連絡事項では、7月下旬から沖永良部徳洲会病院で抗原検査が実施可能になったことを報告。9月以降のイベントは、町民体育大会は両町ともに中止。各集落で行われる敬老会は、和泊町は検討中の3~4集落以外は中止、知名町は全集落で中止を決定した。