市道「浦上・屋万田線」26日供用開始

26日に供用開始される市道「浦上・屋万田線」

登校時間帯平日朝は通行規制も

 奄美市名瀬浦上町で改築工事が進められてきた市道「浦上・屋万田(おくまんだ)線」は、国道58号に接続する約90㍍の区間について、26日午前9時から供用を開始する。龍郷町方面からの進入については、登校などで歩行者の利用が多くなる平日の午前7時から同8時までは禁止となっており、同時間帯の国道から市道への左折は出来ない。

 市は、同線の浦上町内を通過し国道に接する区間約570㍍について、2002年度から改築工事に着手、10年度までに約480㍍の整備を終えていた。今回供用開始される区間は、昨年10月に着工、今月21日に整備完了した。総事業費は4億7300万円。

 同線の開通により、利便性の向上が期待される一方、浦上町内では交通量増加による交通事故などを懸念する声もある。奄美署などはこうした地域住民の声を受け、登校時間帯の通行規制や信号機の設置などの対策を実施している。