奄美興発、保池建設が受賞

優良工事表彰を受けた奄美興発、保池建設の関係者ら

県大島支庁優良工事表彰
治山・林道

 県大島支庁農林水産部は27日、奄美市名瀬の同支庁で「2020年度県環境林務部公共事業優良工事等表彰式」を開いた。同部が所管する森林土木(治山・林道)工事のうち、19年度に完成した公共工事を対象に審査。「優良工事」を受賞した2事業者と「優秀技術者」1人に県産材のクスノキで制作した賞状が手渡された。

 今回受賞したのは、治山事業の部が瀬戸内町伊須の県営県単治山事業(滝山地内)を施工した奄美興発㈱(瀬戸内町)、林道事業の部が宇検村佐念地内の森林管理道開設事業・佐念線4工区を施工した保池建設㈱(宇検村)。優秀技術者には保池建設の仲谷正さんが選ばれた。

 表彰は、公共工事の品質確保促進や施工技術の向上などを目的に例年実施。同支庁農林水産部の福留哲朗部長は「施工管理などに優れ、出来栄えも素晴らしかった。今後も事業者の規範となるよう努めてほしい」などと評価した。

 受賞者を代表して、保池建設の保池久代表取締役が「受賞を励みに、技術の研鑽に努め、優良工事の実施に取り組みたい」と述べた。