灯籠に火をつける青壮年団のメンバーら=知名町田皆字=
知名町田皆字 青壮年団と子ども達で制作
【沖永良部】知名町田皆字の青壮年団と子ども達が21日、集落内の花壇に、竹やペットボトルで作った灯籠約300個を飾り、敬老者を祝った。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため字の敬老会は中止。お年寄りのために青壮年団が竹、子ども達がペットボトルで灯籠を作った。
同日夕方、強い風が吹くなか点灯作業が行われた。日が沈むと、地域住民らが集まり、大きく揺れる明かりに見入っていた。
ペットボトル灯籠に「祝敬老」の文字を書いた田皆中1年の根釜美聖さん(12)は「敬老会は開けなかったけど、祝ってあげたいという思いを込めた」。イベントを企画した青壮年団の新納大輔団長(35)は「形に残ることをしようとみんなが協力してくれた。少しでも喜んでもらえれば」と話した。