バスラッピングメッセージ第2弾

バスラッピングメッセージ第2弾の掲載デザインが決定、10月1日から運行される(提供写真)

「一致団結」「みんなで協力して笑える時代へ」
しまバス デザイン3作品、1日から運行

 ㈱しまバス(岩崎勇登代表)は、「新型コロナウイルスを吹き飛ばしたい」との思いを込めたバスラッピングメッセージの第2弾を開催、デザインの公募に取り組み、応募作品から選出したデザインを路線バスの車体に掲載し30日、お披露目した。1日から「負けるな日本!がんばれ奄美!」の新たなデザインバスが運行する。

 コロナ禍の出口が見えない中、「奄美大島では観光産業をはじめ多くの産業が、回復に向けて頑張っている」として、さらに気持ちを高めていこうと同社では、今年5月に続きバスラッピングメッセージを募集。応募の中から「元気になる」デザイン3作品を選び、バス車体に掲載した。

 選ばれたのは、H・Aさん(鹿児島市)、祷爽太さん(同)、KAIKAIさん(沖縄県)の作品。しまバス社長代理の勝村克彦さんは「応募いただいた方々は、すべて島外の方だった。島外の方が奄美のことを思い、応援していただいていることが改めて感じられ、感謝の気持ちでいっぱい」と語った。寄せられたメッセージにこたえるためにも、社員一丸となって感染対策を徹底しながら、安全性と島の魅力を発信していくという。

 「一致団結」「みんなで協力してコロナをぶっとばして笑える時代へ」などのメッセージが掲げられたバスは、1日から来年3月末まで運行。空港線(古仁屋―空港、こしゅく第1公園―空港間、一部名瀬市街地線)の大型バス、名瀬市街地線の小型バスの1台ずつで、市街地線なら市役所前では1日8~10回も3作品のラッピングメッセージを見ることができる。なお、作品掲載者には賞品として、しまバス路線バス1日乗り放題券引き換え券が贈呈される。