龍郷町の２０２０年度「町民と語る会」が秋名校区から始まった。開会あいさつする竹田泰典町長
龍郷町の２０２０年度「町民と語る会」が、13日夜から秋名校区を皮切りに始まり、嘉渡生活館会場で開かれた。新型コロナウイルス感染症防止対策の一環で、事前に区長を通じて校区民からのさまざまな要望・質問事項を聴取し、町執行部が回答する方式で進行して開催時間の短縮を図った。また、参加者を少人数とし、規模縮小した。20年度主要施策の説明資料を参加者に配布した。29日までに７校区の会場で開かれる。
秋名校区の秋名、幾里、嘉渡の住民16人が参加。町執行部は、竹田泰典町長、要望・質問事項の回答に関係する各課長ら15人が出席し、参加者を少人数に制限した。
要望・質問事項は18項目で、内容は①秋名・幾里集落に雨よけ、日よけのできるバス停設置を②町の講習会を土・日曜日に実施してほしい（タンカン講習会など）③ドクターヘリの着陸場所の表示を④龍郷町になぜ幼稚園ができないのか⑤学校に空調設備の設置を⑥生活用水の対策⑦大雨対策⑧集落内排水溝の土除去を⑨荒波龍美館の加工場利用計画⑩秋名～奄美市名瀬間のトンネル建設はどうなっているか⑪オスプレイの集落上空低飛行をやめてほしい―など。
意見交換会では、口頭での要望や質問もあった。内容は①風水害対策②排水溝対策③防災行政無線が聞こえにくく改善を④グラウンドゴルフ場の整備を⑤避難所改善―など。
町執行部が要望や質問に答えた。
今後の開催日程・会場は次の通り。時間はいずれも午後７時～８時半を予定。
▽15日 円公民館（円校区）▽21日 大勝生活館（大勝校区）▽26日 安木屋場公民館（龍郷校区）▽27日 戸口地区振興センター（戸口校区）▽28日 赤尾木公民館（赤徳校区）▽29日 瀬留公民館（龍瀬校区）