世界自然遺産登録応援

支援金目録を贈呈した横松支店長(右)と朝山市長

デザイン缶売上げの一部 キリンビールが寄付

 キリンビール㈱が6月から九州地区限定で販売してきた「キリン一番搾り生ビール 奄美・沖縄世界自然遺産登録応援デザイン缶」の売上金の一部を寄付する贈呈式が29日、奄美市役所であった。同社の横松修鹿児島・宮崎支店長が、奄美群島広域事務組合管理者の朝山毅市長に支援金目録を手渡した。

 同社では2017年からデザイン缶販売などで世界自然遺産登録の応援しており、支援金の贈呈は4回目。今回は「一番搾り生ビール」のデザイン缶(350㍉㍑)約52万8千本を販売。売り上げ1本につき1円を寄付する取り組みで、奄美には18万1764円が贈られた。

 横松支店長は「多くの人に喜んでもらえるよう環境保全などの取り組みに使ってほしい。今後も中長期的な取り組みとして、継続して奄美・沖縄の自然遺産登録を応援したい」と話した。

 朝山市長も「毎回、奄美に思いを寄せていただきありがたい。環境保護などに活用し、奄美の生態系を守っていきたい」と感謝した。