与論クラスター51人に

新たに1人感染 ラウンジ関連は41人
新型コロナ

 県は9日、与論町で新型コロナウイルスの感染者を新たに1人確認したと発表した。同町クラスター(感染者集団)関連で、同町在住の10代男性。同クラスターの感染者は計51人となった。同町のラウンジ関連の感染者は前日から1人増え、計41人となった。内訳は店員3人(前日比増減なし)、利用者25人(同増減なし)、親族等濃厚接触者12人(同1人増)となっている。

 新たに感染が確認された10代男性は、これまでに確認された感染者の親族。熱などの症状はなく、島内の医療機関に入院している。

 県健康増進課によると、9日までに与論町クラスター関連で実施したPCR検査等は624件。うち、約28件が結果待ちという。

 9日現在、医療機関に入院しているのは、県本土14人、奄美大島2人、沖永良部島1人、与論島5人の計22人。宿泊施設での療養者は県本土9人、奄美大島17人の計26人。与論町で1人が自宅待機している。

 県内の累計感染者数は、鹿児島市が発表した3人を含め計537人となった。