北海道とオンラインであった「学生等臨時支援金」贈呈式
6人姉妹を招いてあった「子育て世帯生活応援給付金」目録贈呈
【徳之島】伊仙町の新型コロナウイルス対策「学生等臨時支援金」の贈呈式と、「子育て世帯生活応援給付金」目録の贈呈式が13日、町教育委員会会議室でそれぞれあった。北海道の大学に進学中の出身学生とはオンラインを通じ、地元の6人姉妹の子育て世帯には直接それぞれ励ましのエールも送った。
国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業。先月下旬の町民1人当たり2万円分の商品券配布などに続くもの。
▽学生等臨時支援金は、島外に居住し大学・短大・専門学校に在学中の学生ら1人当たりに5万円(約100人予定)。町内の小・中学校に就学し、保護者が10月1日時点で住民基本台帳に記載されていることが条件。申請先は町教育委員会総務課(電話0997‐86‐4651)。
▽「子育て世帯生活応援給付金」は、2002(平成14)年4月2日以降に生まれた児童~高校生、出生により20年10月1日~21年3月31日まで住民基本台帳に記載される予定の児童も含め1人当たり3万円(約1200人)。申請先は町未来創生課(電話86‐4651)。
学生等臨時支援金贈呈式は、北海道の大学に今春進学して獣医を目指している同町検福出身の久保晴暉さん(19)とオンラインであった。大久保明町長の激励に、「北海道は今週から雪が降り、環境の違いに驚いています。獣医になって島の畜産振興、発展のために頑張りたい。教科書など購入に大切に使います」と感謝。支援金は父・誠さん(47)に託した。
子育て世帯生活応援給付金目録の贈呈式には、町臨時職員の池上強さん(34)=伊仙=と長女結愛さん(12)=伊仙小6年生=をはじめ6女(2)まで6人姉妹が参加。強さんは「育ち・食べ盛りの子どもたちの食生活の充実に活用します」と目を細めていた。