徳之島町で新たに1人感染

クラスター64人、入院は21人
新型コロナ

 県は12日、県内で新たに17人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。うち、徳之島町で50代女性1人の感染が判明した。徳之島のクラスター(感染者集団)関連の感染者は64人となった。

 県によると、同町の50代女性は、11日に感染が判明した同町在住の40代女性の濃厚接触者。同日、PCR検査を実施、陽性が明らかになった。発熱などの症状はなく、現在自宅待機している。

 同島クラスターの感染者64人のうち、21人が医療機関に入院(県本土7人、奄美大島9人、徳之島5人)、32人が宿泊施設に入所(県本土14人、奄美大島18人)、9人が自宅待機(喜界島2人、徳之島7人)している。退院・退所者は2人。

 県内ではこのほか鹿児島市や鹿屋市、南さつま市などで新規感染が確認された。県内の累計感染者数は813人で、11日現在、74人が入院しており、うち1人が重症、7人が中等症。宿泊施設の入所者は76人で、13人が自宅待機している。退院・退所は633人で、うち死亡は13人となっている。

 徳之島町は12日、県の発表を受け、今月16回目となる町対策本部会議を開いた。