「サトウキビの一本道」をパネル化

アマチュア写真家の吉行さん(左)が島内の観光スポットで撮影した写真を寄贈した(喜界事務所ロビー)

写真家吉行さんが撮影、ロビーに掲示公開
県喜界事務所

 喜界町赤連の県大島支庁喜界事務所ロビーに、喜界島内の観光スポットの風景を収めた写真パネルが飾られている。アマチュア写真家の吉行秀和さんが撮影し、「サトウキビ畑の一本道」と題した作品。自然の雄大さを感じさせる写真が職員や住民など来庁者の目を楽しませている。

 同島北東部で、長さ2㌔以上あるサトウキビ農道で撮影。写真は雄大な青空、整備された畑地で構成され、B0判カラー(縦約1・5㍍、横約1㍍)にパネル化したものだ。

 同町湾出身の吉行さんが事務所を訪れた際、ロビーが暗かったため写真提供を申し出たところ事務所が快諾。パネルの掲示と公開が実現した。

 14日、事務所ロビーで寄贈式があり、パネルがさっそく披露された。吉行さんは「天候や構図など研究を重ねて撮った渾身の一枚」と出来栄えに自信。松元賢治事務所長は「立派なパネルの提供に感謝。来庁の際は、写真に収められた感動と自然の風景を見てもらいたい」と話している。