県スプレーギク研究会のメンバー2人(後列)から花束を受け取った児童ら=和泊町=
県研究会 国頭小5年生12人に
【沖永良部】県スプレーギク研究会は9日、数えで13歳となる和泊町立国頭小学校(脇田幸治校長)の5年生12人にスプレーギクの花束をプレゼントした。同研究会の中田勝巳さんは「命の大切さやウヤホ(先祖)について考えるきっかけになってほしい」と話した。
花に親しんでもらう花育活動の一環。年の祝いを迎える町内4小学校の5年生に地元産のスプレーギクを毎年贈っている。
同研究会の中田さんと長田隆一さんの2人が学校を訪問。講話を行い、キクの節句(9月9日)の由来や数え年で行われる伝統行事などを説明した。
西村優也さん(10)は「昔であれば私たちも大人と一緒。もうすぐ6年生なので、学校の顔になれるよう頑張りたい」と話した。