赤土バレイショ300㌔、今帰仁村へ

今帰仁村へ送られたバレイショ=和泊町=

和泊町送る 学校給食用に活用

【沖永良部】和泊町は24日、友好都市協定を結んでいる沖縄県今帰仁村に特産品の赤土バレイショ300㌔を送った。26日に今帰仁村へ到着し、3月9日に公立小中学校の給食でポテトサラダにして振る舞われる。

北山文化圏ロード構築プロジェクト(N&Wパートナーシップ事業)の一環。両町村の農産物を学校給食用食材として交換し、地域間の相互理解や経済的な交流を図る。事業費は12万円で、ふるさと納税を活用した。

和泊町からは、現在収穫が最盛期を迎えているバレイショを送り、今帰仁村からは6月ごろにスイカ40玉が届く計画。

来月9日は、給食時間に合わせて今帰仁小学校と同町の和泊小学校をテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」で結び、各小5年生が交流する。和泊町の紹介や食材の魅力を今帰仁村の子ども達にPRする。

同町役場経済課の喜井泰貴さんは「バレイショのおいしさを知ってもらう良い機会。ほかの野菜でも交流を続け、新規品目の開拓につなげたい」と話した。