与論町B&Gリニューアルセレモニー

艇庫のリニューアルを祝いテープカットする関係者ら=与論町=

児童が乗るサップフォイルを押す講師の荒木珠里さん(右)=与論町=

海洋センター艇庫 マリンスポーツの拠点に
新感覚「サップフォイル」体験

 【沖永良部】与論町B&G海洋センター艇庫のリニューアルセレモニーが29日、同施設であった。関係者ら約20人が参加し、マリンスポーツや海洋教育の振興に期待を寄せた。

 艇庫は1992年に開所。マリン活動や自然体験活動の拠点施設として活用されている。

 施設の老朽化に伴い、屋根や内外壁を修繕。総事業費は2475万円で、そのうち930万円をB&G財団が助成した。

 セレモニーは悪天候のため屋内で開催された。山元宗町長や町岡光弘教育長、児童代表で茶花小6年の平田一期さんら6人がテープカットした。山町長は「今後はwithコロナの観点からも、より一層の活用が期待できる。これまで以上に町民や観光客に親しまれる施設になってほしい」と話した。

 セレモニー終了後、「サップフォイル」の体験会も行われた。サップフォイルは、ボードの下に取り付けられた水中翼により、スピードを出すと揚力が生まれて海面を浮いた状態で疾走できる。

 今回、沖縄から同競技のプロ選手、荒木汰久治さん(46)と息子の珠里さん(14)を講師に招いた。珠里さんは2年前にハワイで開催されたスタンドアップパドルボードの国際大会「M2M」で、マウイ島―モロカイ島間の海峡45㌔を史上最年少で初完漕している。

 ボードに乗った参加者は、ロープで引っ張ってもらったり、後ろから押してもらったりしながら、ボードと一緒に体が浮き上がる感覚を体験した。

 汰久治さんは「マリンスポーツを楽しむことで、島々が海でつながっていることを実感してほしい」と話した。