葉タバコ収穫始まる

収穫機に乗り下葉を摘み取る農家=知名町=

知名町 連休中も作業に汗

【沖永良部】知名町で、2021年産葉タバコの収穫作業が始まっている。ゴールデンウィーク中の3日、下葉の摘み取り作業に汗を流す農家の姿が見られた。作業は6月下旬まで続く。

同町役場農林課によると、今期の耕作人員は22人(前期同)で、栽培面積は4425㌃(前期4825㌃)。10㌃当たりの単収は225㌔㌘、キロ単価2000円、総販売代金1億9900万円(同1億7042万5千円)を見込む。

栽培歴20年の福富常さん(65)は「今年は昨年より品質が良くないかも」と話した。植え付け後に雨が少なかったことが原因だという。

同日は好天に恵まれたが、例年、連休明けには梅雨に入る。悪天候でも作業は行う。「無事に収穫作業が終わってほしい」と期待を込めて収穫機に乗り込んだ。