自然の家・マリンフェスタ

52人の親子らが参加し海遊びを楽しんだマリンフェスタ

親子ら初夏の海遊び満喫
52人、SUPやいかだ楽しむ

 県立奄美少年自然の家主催の2020年度「マリンフェスタ」が11日、奄美市名瀬の朝仁海岸であった。親子ら52人が参加し、カヌーやSUP、いかだ体験や安全教室を楽しむなど、初夏の海遊びを満喫した。

 イベントは海洋・海浜活動を通じて家族やグループ交流を深めようと実施。海岸には熱中症対策としてテントなどを設置。幼児から大人までがライフジャケットを着用し、体験に臨んだ。

 指導は、カヌー・SUP体験をB&Gアマニコ海洋クラブと大島北高校カヌー部生徒、いかだ体験、海上安全教室を奄美海上保安部が担当。20人を超える講師陣が、安全に海遊びを楽しめるよう指導に努めた。

 海上安全教室では、海での事故から身を守るための知識を学び、ペットボトル使った救助方法なども練習。カヌー・SUP体験では、陸上でインストラクターからパドル操作を学び、親子で海に繰り出した。

 いかだ体験では、大きないかだに2・3家族が乗り込んで力を合わせて豪快に競争。接戦には「頑張れー」と大きな声が上がるなど、海上の戦いに白熱した。

 父親と2人で来たという朝日小2年の大山桃佳さんはいかだ体験などを満喫。「海がきれいで競争もできて楽しかった」と喜んだ。