奄美大島5市町村で75人

県内感染者は計108人3日連続100人以上
新型コロナ

 県は9日、新型コロナウイルスの新規感染者が108人確認されたと発表した。100人以上の感染者が確認されるのは3日連続。奄美大島は75人(奄美市61人、龍郷町10人、大和村2人、宇検村1人、瀬戸内町1人)で、同島以外の奄美群島での感染者はいなかった。奄美以外で感染が確認されたのは8市の26人と県外7人。また、県は変異株のスクリーニング検査で68人が「オミクロン株」に感染した疑いがあるとし、ゲノム解析を行い詳しく調べる。

 奄美市の65人の年代別内訳は▽10歳未満4人▽10代9人▽20代19人▽30代2人▽40代12人▽50代10人▽60代1人▽70代4人。

 龍郷町は▽10歳未満1人▽10代1人▽20代6人▽40代1人▽50代1人。大和村は50代と60代各1人。宇検村は50代、瀬戸内町は10代だった。

 また、県は8日発表した感染者情報ついて、奄美市在住の11人の居住地を鹿児島市や県外在住に変更した。

 県内の奄美群島以外の感染者は、鹿児島市18人、鹿屋市2人、指宿市と薩摩川内市、日置市、曽於市、南さつま市、姶良市が各1人。

 県内の累計感染者数は9611人。8日現在、医療機関の入院者数は60人(前日比12人増)、宿泊施設の療養者は108人(同56人増)、自宅待機213(同112人)。重症者はなく、酸素投与などが必要な中等症が1人となっている。