センバツ旗授与

黒木校長からセンバツ旗を受け取る武田主将

大島高校壮行会「感謝の気持ち忘れずにプレー」

第94回選抜高校野球大会に出場する大島高校の「壮行会」が2日、奄美市名瀬の同校体育館であった。選抜旗を受け取った武田涼雅主将は「甲子園では目標としているベスト8以上を達成出来るよう全力で頑張って来ます。また、島の方々への感謝の気持ちを忘れず楽しんでもらえるプレーをします」と決意を述べた。

1、2年生の全校生徒、職員ら約500人が見守る中、野球部が入場。センバツ旗が毎日新聞の石田宗久鹿児島支局長から黒木哲二校長、武田主将の順に手渡された。

石田支局長は「昨秋の強豪相手の粘り強い戦いで多くの人に感動を与えた。本番での活躍を期待します」とあいさつ。塩田康一県知事(代読・印南百合子県大島支庁長)は「離島のハンデを乗り越え、勇気や希望、元気をもらった。県、九州の代表として自信と誇りを胸に、はつらつとした全力プレーで大島旋風を起こしてほしい」と激励した。学校を代表し、黒木校長が「地元の声援を力に変え、エンジョイングベースボールを忘れずに大島の野球をやってほしい。結果はおのずとついてくる」とエールを送った。

4日に、大会の組み合わせ抽選会がオンラインで行われ対戦カードが決まる。9日に奄美を出発。大会は18日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。